<amazonn の内容紹介より>
【出版社からのコメント】
1999年にベストセラーとなった「建設崩壊」(プレジデント社)の筆者であり、長年、建設業に特化して経営コンサルティングを手がけてこられた山崎裕司氏に、建設崩壊が現実となったいま、中小建設会社が採るべき道を簡潔にまとめていただきました。
これまでは横並び意識が強かった建設業界ですが、これからは同業他社と歩調を合わせていたのでは勝ち残れません。国土交通省や地方自治体も建設業界に対する支援方針を改め、新規事業への進出や業態転換を強く求め始めました。そうでなければ業界の過当競争は終わらないと判断したからです。いまからでも遅くはありません。まずはこの本を読み、勇気を持って新規事業に挑戦して下さい。
【著者からのコメント】
どんな建設会社も「新規事業なんて、無理」などということはありません。「力がないから」などと、生き残り策に行き詰まりを感じてただ茫然と毎日を無為に送ってしまう。それは、社員・幹部の持つ無限の可能性を生かそうとしないからです。
人は成長する生き物です。訓練すれば、鍛えられる生き物です。挑戦することによって、向上する生き物なのです。いま現状の自社の能力を前提にするから「できない」になってしまう。でも挑戦し向上した自社の能力を考慮すれば、実は何でもできてしまう。
だったら、挑戦すればいい。挑戦するしかない。挑戦すれば、道は開ける。そんな実例として、新潟の建設会社、岡田土建工業を紹介し、さらには建設経営誌ネクサスにも掲載した多くの事例を紹介しました。新規事業挑戦の事例・ノウハウ集以上の手引き書。これでダメなら廃業しかない!?お勧めです。
<目次>
はじめに
プロローグ
公共土木中心の普通の会社、岡田土建工業の挑戦
1. 背水!岡田土建工業、新規事業進出を決断
2. いざ!住宅産業へ進出―初年度の成果
3. 軌道修正、コンサルタント導入へ
4. プロジェクト・チーム、動き出す
5. 幾多の障害を乗り越えて
第1部 新規事業に挑戦せよ
1章 岡田土建工業に学ぶ―普通の建設会社が新規事業に進出できない理由
1. なぜ新規事業に進出できないのか
2. 新規事業に進出できない!?そんな会社は存在しない
3. 不屈のチャレンジ精神、建設会社に欠けているのはこれだ
4. 「とりあえずのビジョン」から入る
5. 「もがく!」それができないから進出できない
6. ノウハウを買う?失敗するFC活用法はこうだ
7. ツルむ、モガく、パクる、リスク・ゼロの新規事業に挑戦しよう
2章 生活創造産業に挑め
1. 「建設崩壊」は終わり、新建設産業の時代がやってきた
2. 「施工を捨てろ!」この多様な新規事業の展開を見よ
3. もっとダイナミックに、不動産ビッグバンにチャレンジ
4. 「私のまちのプロパティー・マネジャー」とりりおんコミュニティの挑戦
5. 逆手に取って施工に特化する、だったら過激に攻撃を
6. IT、施工革命、そしてダイナミックな「継続的挑戦の時代」がやってくる
3章 だから新創業に挑戦しよう
1. 「人」の持つ可能性に挑戦しよう、もう戸惑っている時間はない
2. ニセ社員ばかりだから新規事業ができない
3. 成功体験が人を育て、会社を変える
4. 「全社員プロ化計画」これで会社を変える
5. 「全社員プロ」だったら、新規事業なんて簡単だ
6. そして生活創業産業へ、それは地域社会の知識サービス産業
第2部 「生活創造産業」実践事例集
1章 デイサービス事業へ進出
県内初の高齢者優良住宅を建設(北川建設)
PFI的な発想で介護事業に進出(桜井建設)
地方ゼネコンと協力会社とで新会社を設立(はりま建設)
「これはサービス業です」(黒田建設)
分離発注方式で施設を建築(朝日建設)
2章 環境ビジネスをものにする
道路工事主体の会社が産学連携で進出(山英建設)
校庭の砂埃を抑制できる工法を開発(とだか建設)
建築系ゼネコンが産官学で環境ビジネスへ(辻建設)
太陽光発電システム販売を契機に事業構造を変革(セントラル建設)
「君津メソッド」武器に地質浄化事業へ参入(とりりおんコミュニティ)
3章 農業も立派なビジネスになる
造園業からダチョウの観光牧場経営へ(常南グリーンシステム)
農家を開拓して直営直販ショップを目指す(東組)
土木の下請け会社が酪農で大成功(田中建材工業)
4章 新建築市場を開拓せよ
工務店からリロケーション事業に転業(リログループ)
空室だらけのオフィスビルを学生向けマンションに(久保工)
介護・福祉のネットワークを構築(加藤組土建)
リサイクル可能な店舗を開発(イー・エス・リンク)
5章 ほかにもこれほど多様な挑戦が
土木専業から時間貸し駐輪場の運営に(芝園開発)
建設業から建設もできるお風呂屋さんに(亀井工業)
ちょっと長い「あとがき」