経験あふれる心理カウンセラーでもある著者が、よきリーダーとして必要な判断力、問題解決能力、人材活用法、お金の考え方、マニュアルの活用方法を指南します。
<以下、amazon「著者からのコメント」より>
この本には、よきビジネスリーダーとして、尊敬され、愛され、自立して生きていくために必要な考え方が書かれています。 仕事でも家庭でも、よきリーダーとして行動し、幸せに生きるために必要なものは地位であったり、お金であったり、信頼してくれる人間関係であったり、家族であるかもしれません。 でも私は、二つのことを強調したいと思います。
一つは「愛の技術」、もう一つは「目的の設定(経営哲学)」です。 「愛は技術なの?」と驚かれたかもしれません。 そう、愛は「技術」なのです。技術だから学んで練習し、上達することができるのです。 愛の技術を身につけると、「思いやりのある人」と同じような行動ができます。
誰だって、思いやりのない冷たい上司より、思いやりがあってあたたかい上司について行きたくなるものです。 部下を思いやれる上司になると、部下は嘘をつく必要がなくなります。 嘘というのは、「何とかわかってもらおうとする工夫」です。そのまま言ったら怒られると思うから、形を変えて伝えようとしているのです。
部下の言うことを、受け止めて理解していないから、嘘をつかれてしまうのです。嘘をつく社員が多い会社は、社長や上司がすぐに社員の意見やアイデアを否定したり、批判ばかりしているはずです。誰だって、自分にやさしくしてくれて、偽りのない素直な気持ちを、ありのままに理解してくれる人には、嘘をつく必要がありません。
ではどうやって「愛の技術」を身につければいいのでしょう……本書ではそれをじっくりと解説しました。
もう一つ、ビジネスを運営し展開する上で大切なことは、「目的の設定(経営哲学)」です。
なぜ会社を立ち上げたのか、なんのために店をオープンしたのか……最初は明確な目標を持って理想に燃えていても、会社組織が大きくなるにつれて、つい経営の目標やその本質を忘れがちです。 そして目的がぼやけてくると、おかしな商品を作ったり、会社のポリシーに合わない人を雇ったりと、いろいろと問題が出てくることになってしまうのです。
逆に経営の本質がしっかりしていれば、「マニュアル」をうまく取り入れて、格段に効率のよい経営をすることが可能になります。 「マニュアルに頼るからだめなんだ」などという的はずれな意見もありますが、本質さえしっかりしていれば、マニュアルというものは非常に役に立つのです。
本物のマニュアルが、どれほど目的を達成するために効果的な手段かということも説明してあります。
本書は心理学的な根拠を踏まえて、よきリーダー・上司になるために必要な判断や行動ができるように書き下ろしました。
どうぞみなさんも、「俺たちの社長は世界一だ!」と言われたり、「私の会社は世界で一番働きやすいの」と思われるような経営を実現してください。 そしていち家庭人としても、社会人としても、幸せな人生を実現してください。 たった一度の人生です。楽しくいっぱい儲けて幸せになりましょう。
<著者:前田大輔>
甲南大学文学部社会学科卒。専攻は哲学と社会心理学。 ミュージシャン、マクドナルド・マネージャー、学習塾講師、パソコンスクール経営を経て催眠心理療法士に。ABH認定催眠心理療法士、NLPプラクティショナーを取得。
2,000件以上の臨床経験をもとに、古典催眠と現代催眠の心理手法を駆使し、一日一回で終了する独自の催眠心理療法施術プログラムを開発。 ビジネス心理セミナー講師をはじめとして、数多くの企業・諸団体で実践的な指導を行っている。 著書に『いつのまにか心を操縦する技術』明日香出版社)がある。
<第1章> 思いやりのある上司・リーダーの「愛の技術」
●誰だって「思いやりのある上司・リーダー」になれる
●思いやりのあるリーダーだと感じさせる技術1
●思いやりのあるリーダーだと感じさせる技術2
●思いやりのあるリーダーだと感じさせる技術3
●大切に扱われてこそ、いい仕事をしたくなる
●同じ目的を持てば、自ら進んで働きたくなる
●社員の能力と価値を高める簡単な方法
<第2章> やる気を引き出し、効率を上げるマニュアルの使い方
●マクドナルドに学ぶ「成功マニュアル」の経営術
●今よりもっと働きやすい職場になる
●特定の誰かに振り回されない職場が作れる
●やりたいマニュアル・やりたくないマニュアル
●マニュアルを「自主的に」読むスタッフなどいない
●結果として「できるようになった」を求めよう
●仕事をシステム化すると、店長がいらなくなる
<第3章> 一流の会社をつくる経営哲学
●一流の会社は、課長が部長の仕事をする
●経営方針は、結果から考える
●サービスは「顧客満足」ではなく、自己満足でいい
●究極の決断方法「その先、いつも道はふたつ」
●最善を尽くす、次善を繰り返す、最悪に備える
<第4章> 悩み・問題を解決し、信頼を得る心理技法
●カウンセラーレベルで助言する技術
●「問題振り分け」でトラブルに対処する
●悩み・問題を解決する究極の技術
●不平・不満は自立していない証拠
<第5章> 誰も教えてくれなかった「お金の哲学」
●値札を見ないで買うためには、月いくら必要か
●お金は選択肢を広げ、可能性を増やす
●「お金で買えるもの」「お金で買えないもの」を知る
●多くを与える仕事が多くの報酬を得る
●能力を掛け算すれば、お金になる
<第6章> 人をよりよく使い、望みを見抜く究極の心理学
●意欲を引き出す心理学、TA心理学(交流分析)
●「ほしいもの」で、人を三つに分類する
●相手に会わせて演じ分けることの意味
●口ぐせから人を見分ける方法
●責任感を持てる人、持てない人
●TAを使って、ぐっと効く営業活動ができる
●TAを使えば、クレーム対応がずっと楽になる
●TAを使って人材採用し、よりよく働いてもらう
●「すてきな人生」のつくり方